天北堆

 平成に入り活カニ輸入が大半だった稚内港の貿易はロシアとの密漁密輸協定発効(平成26年12月10日)以降は右肩下がり。10月の輸出は500万円、輸入は1600万円まで落ち込んでしまった◆4年前の10月は輸出入で8億4230万円。輸入は協定発効前の駆け込みもあってカニは前年の2・73倍7億4千万円もあった◆この協定はロシアが自国海域のカニが不当に稚内港などへの密輸を根絶しようと締結されたものだが、その後も密漁は後を絶たず中国などに流れているという。虻蜂取らずとはこの事だ。

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