時の話題 「配達員募集中」
落ち着いたかに見えた本紙配達員がここに来て数カ所で穴が開き社員の代配により凌いでいるが、この先は覚束ない状況にある。
配達員は60人ほどおり、昔は中学生、高校生が中心だったものの今は年金受給の高齢者が多くなった。60人もいるのだから本人がケガや病気になったとか身内に不幸があったとかで社員が代配することがあるのだが、配達していた人が辞め、その後釜が決まらない地域が数カ所あり、今、天手古舞の状況にある。
毎日のよう配達員募集の広告を載せているのだが、この1カ月ほどは梨のつぶてで社員代配も限界に近付いており、ほとほと参っている。
社長の筆者含め10人全員が代配業務に就いている有り様はこれまでなかったことであり配達員確保の難しさを今更ながら思い知らされている。
中学・高校生のアルバイトが許されていた昔は小遣い稼ぎの中高生が募集しなくても直ぐ見付かったものだがその主力のアルバイト禁止によって本紙の配達態勢に綻びが出たという訳だ。
現況、配達だけでなく購読料集金も行ってもらっているが、本社から学校側への提案として集金は当方で行うので新聞配達のバイトを許可してもらえないだろうか。
自らが苦労しバイト料を得ることは子供たちにとっても有益なことだろう。一考求めるものです。
本紙としても手を拱いていられないので今日10日の紙面からデカサイズの広告を載せ配達することでの効用への理解を求めていきますので、どうか宜しくお願いします。