総務大臣から表彰 北星大学生が制作した豊富舞台の映像ドラマ
稚内北星大学の学生が豊富町の温泉旅館、地域住民との交流などを舞台に制作した映像ドラマ「エゾカンゾウノ咲くまちへ」が総務大臣奨励賞に輝いた。
卒業生はじめ制作当時2年生で現在は4年生の学生ら16人が2年前に制作した作品は、豊富の川島旅館と協力し豊富の魅力など映像でPRする街起こしにと全5話からなり、昨年も道内の優れた映像作品を選ぶコンテストで入賞し高い評価を受けている。
今回は総務省が主催する6月1日の「電波の日」に合わせ、情報通信の発展に貢献し地域振興に繋がる作品として、地域発デジタルコンテンツ部門で奨励賞になったもので全国で8作品が選ばれた。
当日は制作メンバーを代表し4年生の伊藤良平君、山岸純樹君、卒業生の佐藤千秋さんの3人が東京で開催される式典に出席し、野田総務大臣から直接表彰状を受け取る。
大学では「学生が地域の人たちと密着し制作した作品が名誉ある賞に輝くことができたのは関係者、地域住民の協力があったからこそです」と感謝している。