大規模草地に乳牛280頭が入牧 10月末までの5カ月間

 樺岡の大規模草地で30日、酪農家の牛を預かる入牧作業が行われた。
 26日には冬の間、牛舎で過ごした預託牛500頭の放牧作業を終えており、30日は稚内農協と北宗谷農協宗谷支所の23戸の酪農家から280頭が持ち込まれた。
 入牧作業は午前8時から行われ、トラックで運ばれてきた月齢6カ月~12カ月までの体重300㌔前後の牛が降ろされ個体識別のタグが取り付け体重測定を終えたあと、放牧地の電気柵に慣れさせるため牛舎に入れられ1週間後に放牧される。
 預託牛は10月末まで牧場で過ごし、飼い主の酪農家に戻る時には100㌔前後体重が増える。
 管理している稚内樺岡ファームの高橋直純社長は「今月中旬から暖かくなったこともあって牧草の生育も良く立派な乳牛に育つことでしょう」と話していた。

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