「稚内牛乳」全国区に ネスレ日本が期間限定カフェで使用

 食品大手メーカー・ネスレ日本(本社・神戸)が運営する東京・原宿のカフェで、31日~6月10日までオープンする「ネスカフェミルクホール」のメニューとして提供される極上牛乳5つの中に、稚内農協で製造している稚内牛乳が選ばれた。
 このイベントは、喫茶店の前身として大正期に流行したミルクホールを再現し、濃縮タイプの製品を極上牛乳で割って味わってもらうもので、6月1日の牛乳の日に因んだイベントでもある。
 ネスレで使用する極上牛乳として全国で生産している牛乳の中で過去にご当地牛乳グランプリ最高金賞を受賞した15の牛乳の中から岩手、栃木、福岡、沖縄県と共に選ばれた。
 道内から唯一選ばれた理由としてネスレ社では「コーヒーとの相性が良く稚内市以外で手に入らないので、この機会に飲んでもらえれば」と話している。
 稚内農協の新井武経済部長は「大手食品メーカーに極上牛乳として取り上げられたことは稚内の名前が全国に広がる良い機会なる。今後も良質な製品を皆さんに提供していきたい」と知名度アップへの期待を膨らませていた。

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