稚内ネパール協会設立　会長に前市長の横田氏

　稚内ネパール友好協会設立総会が２７日夕方、大黒ビルで関係者４０人余りが出席し開かれ、会長に前市長の横田耕一氏を選任した。
　稚内北星大学に在籍するネパールからの留学生２１人は、授業やアルバイトに明け暮れる毎日で大学以外の所での稚内市民との交流が殆んどないことから、留学生を支援すべく協会設立に至った。
　総会で横田氏は「市民との交流の機会を作っていき、協会が中心となってネパールとの友好関係を築いていきたい」と挨拶。来賓の青山副市長が「稚内も多文化共生の街になってきており、ネパール協会の皆さんには友好の輪を広げていく役割を担ってほしい」と祝辞を述べた。
　今年度事業計画として、ネパール留学生と市民との交流会を年２回開催、ネパールに関する講演会を開くことなどを決めた。