2年連続し20億円超 オ海毛ガニ篭漁 23日で4漁協とも終漁
宗谷総合振興局(漁業管理係)は、枝幸漁協が23日にノルマを達成し4漁況とも終漁したオホーツク海毛ガニ篭漁の最終水揚げ状況をまとめた。
4月中に宗谷、猿払頓別が終漁し、残るは枝幸漁協だけだったが21~23日までの操業で519㌔水揚げし漁獲許容量の220㌧を達成し、昨年より21日遅れで終漁した。
累計は550㌧、22億9720万円。今年も資源保護などから漁獲許容量は30㌧減ったものの、㌔単価が昨年より18・2%高い4215円だったことから金額は昨年と比べ2億4822万円増え、昨年に続き2年連続で20億円を超えた。
漁業管理係はカニのサイズについては集計中で明らかにされなかったが、単価は平成に入って最高額だったとしている。