関空から65人一飛び FDA運航始まる 9月まで往復418便
FDA(フジドリームエアラインズ)の今年初便となるチャーター機が25日、稚内空港に到着し、工藤市長ら関係者が出迎えた。
今年で6年目となるFDAのチャーター便は、9月9日までの期間中、新規の青森、北九州など9空港を含め昨年より4空港多い28空港から最大約1万7000人の観光客が稚内入りし、最北観光を楽しむ。
大阪の旅行会社が企画した稚内、利尻、礼文両島を巡るツアー客65人を乗せ関西国際空港から稚内空港に午前10時44分に到着したチャーター機は、ウォーターアーチで迎えられ、観光関係者らが記念品を配り「ようこそ稚内へ」と笑顔で出迎えた。
歓迎セレモニーで工藤市長が「稚内や利尻礼文の澄み渡った空気や新鮮な食べ物を堪能して下さい」などと挨拶したあと、三輪德泰FDA社長や機長、乗客の代表者に花束が贈られた。
大阪から参加し初めて稚内を訪れたという70代の夫婦は「大阪と違って寒いですが島で高山植物を見るのが楽しみです」と話していた。