名寄の経営者がボウリング場譲渡撤回 肩を落とす愛好者

 稚内市に3月末に閉館したボウリング場を無償譲渡する申し入れをしていた名寄の経営者が譲渡の意向を撤回した。
 今年1月31日に経営者から寄付の申し入れがあり、施設の活用を検討していた市教委によると、今月7日に経営者から市職員に「寄付を白紙撤回したい」との電話があり、18日付で「施設の新たな方向性を検討することにし白紙撤回したい」との書面が市に郵送されてきた。
 4月25日に施設の存続・再開を求める要望書を市に提出していた稚内市ボウリング愛好会の神谷雄治代表は「5100人分の署名を集め再開を求めておりましたが白紙撤回となり、署名に協力していただいた方々に申し訳なく残念です」と話していた。
 愛好会が市議会に提出しているボウリング場存続に関する請願書も今月末には取り下げることにしている。

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