時の話題 「怒り心頭だ」
「加計学園の開学は昨年1月に初めて知った」。これまでの安倍総理の答弁が食言(嘘をつくこと)であることが愛媛県が参院に提出した2015年2月の文書から明々白々になった。
動かぬ証拠に安倍さんは国会でどう答えるのかと思っていたら予想に違えず白を切り居直った。どうも一般の人とは違う階層の生まれのようである。
以前の自民党であれば自浄作用が働き、このように首相たる資格のない人はお払い箱になったのだが、どうもこの数年は尾っぽ振るばかりで自分たちを律しようとしない。
日本国民として嘆かわしいことである。
吉田茂は国会でバカ野郎発言をし、佐藤栄作は偏向的だとして新聞社を会見場から排除し、田中角栄は収賄で逮捕されるなど、これまでの総理に問題がなかった訳ではないがウソはいけない。総理云々という前に人間性を疑われるような言動は控えるべきだし忸怩たる思いがないのか。
よくぞ日本国総理の地位にありながら、しゃあしゃあと嘘八百並べ立てるものである。
権力を握ったものは自分の地位を確固とするため絶対的価値観を見出そう(中国の習主席のように)とするもので、それはそれで理解できなくもないが、ウソはいけない。子供でさえ分かっている事さえできないのならトップの資格どころか人間のクズであろう。
ただ政治の世界には策謀が渦巻いており、後出しの備忘録の類のものにウソがないとしたらの話だがね。
食言癖のある総理に我々の国は任せておけない。恥を知れ!怒り心頭だ。