天北船溜まりで小型船が転覆したまま放置 市は引き揚げるよう要請
末広5の天北船溜まりに小型船(17㌧)が転覆したままの状態にあり、港を使用する関係者から「早く撤去してほしい」と苦情が出ている。
港湾管理者の市(物流港湾課)によると、この船は以前、漁船として使用されていたもので平成26年4月から天北船溜まりに係留されサハリンに売却されるところであったが、その後転覆し今年1月26日に転覆したままの状態で発見された。今は船内の油などが沖に流れないようオイルフェンスで囲った状態にしてある。
転覆した理由は分からず持ち主は不明だが、市では持ち主と関わりのある係留申請者に早急な船の引き揚げを行うよう指導している。担当者は「市としてもこのままの状態は良くないと思っており、早く撤去したい」と説明していた。
天北2号埠頭にある船溜まりは主に遊漁船や港湾工事の台船などが停泊しており、工事関係者は「転覆したまま港内にあるのは危険」と話していた。