稚内農協総会開く 販売実績32億5535万円 アシストホールは2億2178万円
稚内農協は11日、サンホテルで第45回通常総会を開き、昨年度の事業報告など承認し、本年度の事業計画を策定した。最後にJA北海道大会の決議で農業所得20%増大など自己改革の最終年度であることから着実な事業実践を特別決議した。
冒頭挨拶した寺本組合長は「昨年は乳価の値上げ、個体販売価格の高騰もあり組合員の生産額はある程度確保された」などと実績を報告した。
昨年度の事業総利益3億6789万円、事業利益3043万円。事業外収益を加えた経常利益は3901万円(前年4981万円)だった。税引後の当期剰余金2827万円(同3816万円)。
剰余金のうち利益準備金として600万円積立金として1600万円、配当金829万円を充てた。
昨年度は生乳生産は2万6230㌧で前年から0・7%増加。乳価の上昇などもあり25億8800万円を確保した。個体販売は高値が続き3346頭8億6800万円と計画を6・6%上回った。
全体の販売実績は32億5535万円。
アシストホール稚内は売上高2億2178万円(前年2億2181万円)、経常利益176万円(同611万円)、当期純利益161万円(同448万円)だった。