人物点描 稚内の魅力伝えたい 観光ボランティアガイドの白井立身新会長

 稚内市民観光ボランティアガイドの新会長に就任した臼井立身さん(70)は「稚内の魅力を多くの人に知ってもらえるよう活動していきたい」と抱負を語った。
 平成21年に入会し翌年から4期8年間に亘って副会長を務めた経験から他の会員の推薦を受け、4月29日の総会で2代目の会長に就任した。
 今年もGWから活動をスタートさせ、夏観光が本番となる6月からは毎週末、稚内公園やノシャップ岬などで道内外から訪れる観光客への案内、礼文島などに自生する高山植物が見頃を迎える時期にはフェリーターミナルで乗船客へのガイド活動などを計画しており「前会長がやってきたことを受け継いで稚内の魅力を広めていき、観光客がこの街に再び来たいと思ってもらえるようおもてなしをしたい」と意欲を燃やしている。
 入会して節目の10年目となる今年は「この街には北海道遺産の北防波堤ドーム、宗谷丘陵など他の地域には負けないものがあり、これら魅力を観光客だけに伝えるだけでなく、市民にも稚内の財産として魅力に気付いてもらえるよう活動したい」と張り切っている。
 会長を10年間務めて退任した中澤和一さん(70)は「稚内の歴史や文化に詳しい臼井さんは勉強家で色々な場に出向き行動力がある人。仲間からの信頼も厚く、私に出来なかったことを会に取り入れて新しい風を吹かしてほしい」と期待を寄せていた。

コメントを残す