1781羽が自分の鳩舎に向かって稚内公園から今朝一斉に飛立つ
一般社団法人日本鳩レース協会と東日本稚内グランドナショナル実行委員会主催の鳩レースが8日行われ、1700羽超のハトが稚内公園から一斉にスタートした。
鳩レースは、鳩の脚にリング状のICチップを取り付け鳩舎に戻る平均速度で順位を競うもので、今年は茨城~静岡までの577鳩舎から1781羽が出場した。
例年、北防波堤ドーム公園からスタートしていたが、レース鳩は太陽めがけ飛ぶため、少しでも太陽に近い高台で飛ばすため稚内公園で放すことになった。
早朝4時から準備を進め、日の出に合わせてスタートする予定だったが、稚内市内の上空に雲があったため予定より少し遅れた午前7時5分にコンテナの扉が開けられ飛び立ち、約1000~1200㌔離れた自分の鳩舎に向かった。
関係者は「今年は予定より4日遅れのスタートとなりましたが、天候にも恵まれて放すことが出来た。早いハトは明朝にも到着するのでは」と話していた。
4日には羽幌と初山別で鳩レースが行われ約9000羽が放たれている。