「地域実情を肌で感じたい」 田中振興局くらし・子育て担当部長
宗谷総合振興局保健環境部くらし・子育て担当部長に着任した田中久徳氏(54)は「地域に出向き実情を肌で感じながら判断していきたい」と抱負を語った。
千歳市出身の田中部長は、北海学園大学法学部を卒業した昭和63年に奉職。本庁商工観光部商工振興課を振り出しに、総務部総務課主幹、総合政策部人口減少問題対策局地域戦略課主幹など歴任。前任は監査委員事務局総括監査主幹。
本庁総務課勤務が長く平成2年の日高支庁(現日高振興局)以来28年ぶりの地方勤務となった。
「本庁勤務では各地域の情報は耳にするがその実態がよく分からないこともあったので今後は実際に地域に出向いて肌で学べる喜びが大きい。管内の状況を把握し地域住民が困っていることなどに手を差し伸べていきたい」と述べていた。
趣味は魚釣りで札幌の本庁勤務では行く機会が少なかったので「楽しみたい」とも話していた。