時の話題 「GWの狭間に」
どこかの飲料メーカーのTVコマーシャルではないが、この国の民は民族大移動のごとくあっちにこっちに大挙なして行くのが好きなようである。
明日からGW後半に入るが、行楽地は何処もかしこも人、ひと、ヒトでいっぱいであろう。天気予報が良くないのが気懸かりなものの、パパもママも御苦労さんといった喧騒ではある。
本紙は3日の「憲法記念日」は休刊せず、4日の「みどりの日」、5日の「こどもの日」、そして定例休刊日の日曜日の6日までの3連休をいただきます。読者の皆さんに御不便を掛けますが容赦願うものです。
社員の福利厚生と60人余りいる配達員さんに一時の暇をと休刊するものなので、社員、配達員さんとも英気を養いGW明け以降は仕事に精励してもらえばと願っている。
話は変わり電撃的とも言える韓国と北朝鮮の首脳同士の会談を終え6月には米国トランプ大統領と北朝鮮の金労働党委員長との歴史的会談を控えている。
核の全面放棄など友好的な懐柔策を示す金委員長の真意はどこにあるのか。仕事柄もあって性悪説の筆者が思うに容易に信じてはならない。交渉がとんとん拍子に進んでも北朝鮮への経済封鎖解除は慎重に行うべきだし、日本としては是が非でも拉致問題を解決するようにしなければならない。核ミサイルを落とされるという恐怖は幾分減じているものの、多重人格のような金委員長の腹の中は分かりはしない。
子供の頃、回りから「大将」と呼ばれた30代の若僧の手玉に取られている。