北の桜守特別上映会で吉永さんが高校生と交流 客席で写真撮る一幕も

 映画「北の桜守」の特別上映会が29日午後T・ジョイ稚内で行われ、舞台挨拶した主演の吉永小百合さんが大谷高生らと交流した。
 2回の特別上映は満席となり、上映後に登壇した吉永さんは作品に対する思いなどを語り、1回目の特別上映後、稚内南ロータリークラブから招待されて映画を鑑賞した90人余りの大谷高生、稚内北星大学の学生らと15分間に亘って話のやりとりをした。
 生徒の「演技をしている時に意識していることはなんですか」との質問に、吉永さんは「セリフを一字一句大切にし、スクリーンを通してお客さんに気持ちが伝わるよう意識しています」と述べ、吹奏楽部員でいつも緊張してしまうという生徒からは「本番で緊張しないための方法があれば教えて下さい」との質問には「緊張して当たり前です。私も新人の頃にコーヒー店の店員をやった時に手が震えたことを覚えています。自分に大丈夫、大丈夫と言い聞かせれば落ち着けると思います」と答えていた。
 そのほかにも稚内の好きな所、若さを保つ秘訣などの質問に一つ々々丁寧に答えていた吉永さんに対し、大谷高3年生の小松将大君から「一緒に写真を撮ってくれませんか」と求められ客席に座り生徒達と記念撮影をしていた。

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