瀬戸邸着物体験に感激 広域観光ルート報告会

 国の広域観光周遊ルート形成促進事業「日本のてっぺん。きた北海道ルート。」の業務を委託されたライヴ環境計画(札幌)の報告会が8日、キタカラで開かれた。
 同社は広域観光周遊ルートで、外国人観光客向けの北海道のドライブコースの策定業務に携わり、昨年10、11月の2回実施した、タイ、台湾など4カ国の旅行会社スタッフを招いたモニターツアーの結果を報告した。
 出席した観光関係者15人を前に、有山忠男社長は「レンタカーでドライブ観光する外国人は年々増えており、車で巡るルート選定は重要である」などと挨拶。続いて2回のツアーに参加した旅行会社スタッフが訪れた道内観光地などの評価を5段階にまとめた結果を報告。北防波堤ドームは「綺麗な写真が撮影できる」、旧瀬戸邸では「着物体験は素晴らしい。和風庭園の風景がよかった」などと好印象だとし「自国にない広大な風景などに魅力を感じたようだ」と話していた。
 一方、全体的な評価としては、移動が長時間になること、景色が天候に左右されるといった感想もあり「悪天候の時の対応を考えなければならない」と課題を指摘した。
 このあと、ドライブコースのモデル案やキャンプ場の調査結果報告もあった。

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