時の話題 「雪には忍耐」

 今年の雪は油断が禁物のようで5日の暴風雪で翌朝の除雪車の出動遅れ、市(土木課)に相当数の苦情が入ったようだ。
 我が家もいつもより遅く幾分やきもきしたものの、運転するオペレーターさんへの信頼もあり「そのうち来るだろう」と思っていたが、その通り来た。
 朝5時とか6時に出社しなければならない人にとっては歯ぎしりするほどだったか。
 今冬の雪は歌の文句ではないが「疲れを知らない子どものように」(シクラメンのかほり)の休むことを知らず毎日のように降り、稚内特有の強風も付くので連日のホワイトアウトだ。
 「雪は融けるので、そう慌てふためいて取り除かなくてもいい」の持論がある筆者とて今季の雪には持論を棚にでも置こうかと考えているほどで参ってしまう。
 話は変わるが大荒れの5日夜、大黒ひょっとこ踊りに集まった人達との麻雀終え大黒のホテルを出たところ、吹雪きはさほどでもなかったがタクシーで帰宅の道すがらの吹き溜り箇所の多いこと。我が家の100㍍ほど手前で吹き溜りのため下車した。夜中の午前1時過ぎの事だった。
 国も道も市も機敏な除雪態勢を考えるのであれば夜中もパトロールが必要か。深夜から未明、そして早朝にかけ天候が急変することもあり注意しなければならない。
 国・道・市道の除排雪はトラックなどの手配もあり連携して行っていかなければならず何処かが遅れることもあろう。泣く子と地頭には勝てず式ではなく雪国の住民にとって忍耐も必要になるかな。

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