大谷高女子バスケ部外部コーチに実業団で実績の樋口さん就任 

 20日付けで大谷高女子バスケットボール部の外部コーチに就任した実業団チームでのプレー経験を持つ樋口海来さん=更喜苫内=は「選手個人の能力を伸ばすことができるよう自分の経験を全てつぎ込み頑張りたい」などと抱負を語った。
 樋口さんは旭川市出身。地元の小中学校卒業後、バスケの強豪校札幌山の手高校に進学3年生の時には全国高校選抜優勝大会で3位に入賞。3ポイントシューターとして活躍しシュート成功率の全国1の記録を持つ。
 卒業後は愛知県の実業団「アイシンAWウィングス」に2年間所属し18試合出場した。
 引退後は、旭川市内でミニバスや中学生の外部コーチなどし、昨年、結婚を機に稚内市へ移住、市内の女子社会人チームに所属してプレーしていたことを知った大谷高から外部コーチの依頼があり承諾した。
 選手たちと一緒になって練習を行う中、樋口さんは「技術指導のほかに競技を通じて社会で必要な人間力も生徒たちに教えられれば」などと先輩外部コーチの櫻井潔さん(60)と頑張りたいと話し、山下校長は「強豪校、実業団で培った技術や経験を含め稚内で頑張る子供たちに一流の技を根付かせてほしい」と指導に期待を寄せていた。

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