うろこ市が早くも棒ダラ作り 干場にホタテ貝殻敷設
富士見地区で魚の納屋掛け作業が始まった。
うろこ市では稚内近海で水揚げされた真ダラを下処理したあと一度、倉庫で寝かせたものを富士見地区の干場にトラックで運び納屋掛けしては乾燥させている。
秋元正智社長によると、例年カスベなどから納屋掛け作業に入るが、今年は棒ダラ用のタラが入荷し19日には初雪が降ったことから、試験的に2カ月ほど早く始めたもので、今年からは干場の下に砕いたホタテの貝殻を敷き詰め太陽による光の照り返しで魚の乾燥がどれだけ早まるかなど調べる実験も行っている。
棒タラ作りは年明け以降に本格化する。