人材育てる意識を 雇用管理セミナー開かれる 稚内出身の倉さんが講話

 稚内出身で社会保険労務士事務所テラス(札幌)の倉雅彦代表による雇用管理改善セミナーが24日、海員会館で開かれた。
 道から介護従事者定着支援事業を受託した倉さんが、地元稚内の介護、障がい、福祉に携わる従業員の雇用定着や福祉サービスの安定提供など願い開いたもので、市内の介護福祉施設職員ら15人が参加した。
 倉さんは「成果を上げる!介護職員の採用と定着」と題し講話した中、若手職員の価値観が多様化し、人間関係や社風に対する不満などから退職する人が多いことを踏まえ「人を大切にし育てるという意識が重要」と職場定着に向けアドバイスしていた。
 最近では労働時間管理が厳しくなり、トラブルが起きないよう労働時間の把握、精神障害が増加していることから安全衛生の話があり、参加者は職員採用に当たって必要な知識を身につけていた。

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