時の話題 「あす衆院選投票」
明22日、衆院選の投開票があり、この先、最長4年間の日本政治の舵取り役が決まる。3年前の平成26年12月の衆院選は自民、公明両党の圧勝に終わったが今度の選挙の結果はどうなるのか。有権者への聞き取り調査などから今回も与党圧勝の予想があるものの、「選挙は水物」と言われており、どうなることやら。
安倍総理の衆院解散表明から数日は小池都知事率いる希望の党が反自民の受け皿として大きく浮上したが、合流しようとした民進党議員に対する選別から受け皿にひびが入り、筋を通した立憲民主党が勢いを増し野党第一党になるという予想がある。
小池女史は小手先のマスコミ受けするポピュリズムに傾き過ぎたようで、彼女の限界も垣間見えてきた。
そういうことで志を曲げない日本共産党や社民党、そして立憲民主党が議席を伸ばす勢いにあるのか。
道内の小選挙区は中選挙区の頃から旧社会党、現在は民進党後の立憲民主党が自民党と競っており、民主党時代に12区の候補・議員だった松木謙公氏と水上美華氏らが所属する希望の党は苦戦しているようである。
投票する年齢が引き下げられ高校3年生が該当する18、19歳が増え、幌延町が新たに12区に入るので、その新しい人たちがどのような投票行動を取るのかも注目されよう。
比例区は鈴木宗男氏の新党大地の議席獲得なるのか、はたまた日本共産党、希望の党が得るのか、22日の開票結果が待ち遠しい。
一連の過程でブレないことの重要さ、改めて教えてもらった。