今年最後の珪藻土 グリーンファクトリー社 3回で4500㌧を移出

 稚内グリーンファクトリー社による今年最後の珪藻土の船積み作業が20日、天北埠頭北岸壁で行われ、積み込みが終わり次第、袖ヶ浦港(千葉)と名古屋港(愛知)に向け出港する。
 平成13年からパナホーム社の住宅用調湿石膏ボードの原料として本州に向け移出している稚内産珪藻土の今年の積み込み作業は1月、7月に続き3回目。合計し4500㌧移出する。
 船積み作業は午前8時から始まり、貨物船「わかば2世」(573総㌧)にトラックで運ばれてきた珪藻土が入った袋がクレーン車2台で次々と積み込まれていた。
 渡辺義範社長は「住宅用の石膏ボードなど建築資材のほか 牛床材にも使用するなど需要も増えている。来年も今年の出荷量を移出したい」と話していた。

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