豊富牧草地タンチョウ幼鳥も 

 市内の写真サークル「フォト・W」に所属する萩見地区の60代女性が豊富の牧草地に出没したタンチョウ親子の撮影に成功。警戒心が強い幼鳥の撮影は難しく、女性は「夢中でシャッターを切りました」と興奮気味に話していた。
 天気が良い日は早朝から相棒のカメラを手に風景や野鳥などを撮りに出掛けているという女性は今月13日午前10時過ぎ、豊富市街地から離れた牧草地で、首から頭までが薄茶色の幼鳥を守るように歩く親鳥2羽とのタンチョウ一家を発見しカメラを構えた。「親子なんて見たのは初めてで感動しました。直ぐに何処かへ飛んで行ってしまいましたが、ラッキーな日でした」と撮影した日のことを振り返った。
 このタンチョウはサロベツ湿原で巣を作る個体と見られ、大沼でタンチョウを何度も目撃している大沼バードハウス常勤ガイドの遠島幸吉さんは「警戒心が強く茂みの中にいることが多い幼鳥の撮影は難しい」と話し、今回の幼鳥撮影に驚いていた。

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