稚内の商品人気の的 ユジノ市で開催した道北物産展大賑わい
道北の食材などをサハリンの人達に売り込む道北物産展が13日~15日までユジノサハリンスク市内の大型商業施設で開催され、3日間で1万6500人余りの人出で賑わった。
道北地域の名産品などの物流拡大を図る取り組みとして、平成25年から年1回開催し今年で5回目。稚内、旭川、士別、名寄などからカボチャ、玉ネギなど60品目が展示販売された。稚内からは生ラーメン、昆布茶など5品が出品され全ての商品が完売した。
物産展に参加した市(サハリン課)の職員によると、稚内のブースでは生ラーメンが人気を博し、日毎に店頭に出す数を調整する必要があるほどだった。各市が出展した一部の商品で、今後の仕入れを希望しているロシアの業者もいるなど物流拡大への期待が高まったとしている。