40年ぶりに新造船 瀬戸漁業給油船の起工式を港湾施設で

 瀬戸漁業発注の給油船(41㌧)の起工式が17日、受注先の稚内港湾施設で菅原耕社長はじめ関係者20人余りが出席し執り行われた。
 造船作業が行われている工場内で営まれ、山本北門神社宮司による神事で出席者が玉串を奉てんするなどしたあと、菅原社長が自動溶接するスイッチを押すセレモニーで本格的な作業開始を告げた。
 重油80㌔、軽油70㌔分が搭載可能な給油船(全長25・36㍍、幅5・3㍍、深さ2・4㍍)は来年5月末の完成を予定している。
 現在、底曳き網漁船などへの給油で使用している船の老朽化による更新で、40年ぶりの新造船建造に菅原社長(76)は「給油作業で沖底業界など稚内の漁業を支えたい」と話していた。

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