天北堆

 故郷は遠きにありて思うもの。俳句や短歌のようにいかぬのが故郷であり、何も災いなく順調なときには顧みらずも試練などあると恋しくなるものだ◆東京稚内会の人達が家族連れで里帰りした。あす帰途に就くが心置きなく故郷を楽しみましたか◆東京便がなく国鉄だけで帰郷する昔は東京から丸一日かかったものだが、今はひとっ飛びし数時間で着くし帰れる◆そういうわけで4年ぶりとか間をおかず1年置き位に帰ってきて下さいと願うも、それほど魅力はないか◆家族は居なくなるし遠くなる故郷である。

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