クサンル川でカモメなどの糞害 遡上するサケ目当てに

 大黒、緑地区を流れるクサンル川にサケが遡上しており、途中で息絶えたものも何匹かおり、地域住民から死骸に集まるカモメのフン被害など懸念する声が上がっている。
 以前は大量に遡上し途中で息絶えたサケにより悪臭など問題化した宝来地区のトベンナイ川と、港地区のチララウスナイ川は河口に遡上を防ぐ柵が設置されたことでサケは川を上ることはできなくなったが、特に対策をしていないクサンル川は毎秋、多くのサケが上流を目指す光景が見られ、14日朝にも延長30㍍の間に10匹程度が確認された。
 毎秋、死んだサケに集まったカモメやカラスなどが周辺に留まることで家や車のフン被害に悩まされているという住民は「12日からサケが遡上しているのを確認している。数は多くないが、更に増えると家や車が鳥のフンだらけになる」と話していた。

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