川島旅館女将が講話 信金てっぺん塾セミナー
稚内信金てっぺん塾特別セミナーが12日、ANAクラウンプラザホテル稚内で開かれた。
平成24年10月から活動を始め6年目を迎えたセミナーには塾生や信金職員63人が参加。道経済産業局の中野健産業部長と豊富温泉にある川島旅館三代目女将の松本美穂さん(豊富)の講話を聞いた。
松本さんは「豊富温泉の地域振興について」と題し講話。この中で豊富温泉は現代の医療をもってしても治らないアトピー患者の人が最後に辿りつく場所とし、湯治を終えた人たちからは〝奇跡の湯〟と呼ばれているとし、旅館の経営には「町や団体、湯治客など沢山の人たちの支えがあり、温泉だけでなく食など多角的に知名度を上げる努力したことが結実した」と話していた。