稚内北星大学生が増幌産珪藻土に学ぶ 採掘し街ラボの壁に使用
地域の産業を学ぶため稚内北星大学の学生が、増幌産の珪藻土を使った講義に取り組んでいる。
大学でアート・デザインを専攻する2年生15人が、9月から稚内グリーンファクトリー社の協力を受け、増幌の採掘場に行き採取した珪藻岩を細かく砕き粉末状にする作業などしている。
細かくした珪藻土には、稚内産のコンブや牧草などを混ぜ壁の塗り壁材として仕上げる。中央アーケード街の街ラボの壁に使用する。
グリーン社で珪藻土部門を担当する原田善久さんは「稚内は風や珪藻土など自然からの恵みが豊富であることを学んでほしい」としている。