鳥インフル未然防止 振興局など防疫態勢の確認など
渡り鳥飛来の季節を迎え鳥インフルエンザ対策に万全を期すため開いている高病原性鳥インフルエンザ警戒本部幹事会が12日、宗谷合同庁舎で開かれ、宗谷総合振興局、稚内署など警察署の職員が防疫態勢の確認をした。
世界的な流行が続く鳥インフルエンザは昨年、全国で12件発生。道内で家きん類では初めて清水町で1件発生し、28万羽が感染した。
振興局職員、管内の警察署から参会した30人余りを前に、渡辺副本部長(副局長)は「鳥インフルエンザが発生すれば、道民生活に大きな影響を及ぼす。発生防止に万全を期すと共に、緊張感を持って対応してほしい」と挨拶した。
昨年の清水町での鳥インフル発生を踏まえ家きん飼養農場における飼養衛生管理の確認及び指導ほか、発生の未然防止に向けた取り組み、防疫対応マニュアルなど確認した。