時の話題 「衆院選公示」

 きょう衆院選が公示された。都民ファーストの会率い今年7月の都議選に圧勝した小池百合子都知事が代表に鎮座した希望の党が一時政権の座にあった民進党(旧民主党)と合流し巨大与党の自民党、公明党と対峙すると思いきや、安保関連法の是非によって選別され弾き出された枝野民進党代表代行が新たに立憲民主党なる政党を結成。日本維新の会、日本共産党など入り乱れ選挙戦に突入した。
 我が12区(北見市、網走市、紋別市、稚内市など)は自民党の武部新氏、日本共産党の菅原誠氏は前回から変わらずも、旧民主党の水上美華氏は最終的に希望の党からの出馬となった。日本一広い選挙区の上、離島も抱え前回の平成26年12月のよう積雪期なら大変との憂慮もなくなり、3氏とも思いっきり政策論争をしてほしいものである。
 国政の喫緊課題としては北朝鮮問題、平成31年10月の消費税率アップの使途法、原発の行方、少子高齢化含めた人口減問題、そして憲法改正などとあるのだが、矢張り経済活性への期待が大きく、とりわけ稚内など地方に強く、水産、観光、公共事業と頑とした基幹産業あるものの、水産は地球温暖化などによって好不漁の差が大きく総体的に価格が高くなっていることで消費者の敬遠傾向が如実に出ており、観光はFDAの観光客送り込みによって体面は保っているが一時ほどの勢いになく、それは公共事業にもいえよう。
 誰が当選しても代議士たるもの地元の声に耳を傾け、それを国政で実践するのは当然のことである。青臭い理想論は要らない。

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