サ州南下の群れも 抜海漁港のアザラシ50頭以上に

 サケ釣りが真っ最中の抜海漁港内に、サハリンなどから南下してきたアザラシが群れをなし集まっている。
 1年中、抜海沖から声問沖、宗谷沖などに残っている群れがいる一方、今月に入りサハリン沖などから南下してきた群れが日を追うごとに増えており、6日午前、サケ釣りを終えアザラシが良く集まる場所を見に行った40代男性が消波ブロック、砂場などに50頭以上いるのを確認した。
 冬季観光で稚内を訪れた観光客のアザラシ観察が人気となり、以前は漁港内に観察小屋が開設されたほどだったが、漁業被害が深刻化しているとして、稚内観光協会は来る冬も小屋の開設中止を決めた。

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