ボウリング熱再び 朝日ボウル シニア層中心にブーム
昭和40年代に国民的スポーツとして一大ブームとなったボウリングが今、青春時代にブームで楽しんだシニア層が再び通い、競技に夢中となっている。
昭和40年代に女子プロボウラーの中山律子さんらの登場で、人気スポーツとなっていた時代に夢中になっていた世代が、健康づくりや社交の場として、市内唯一のボウリング場朝日ボウルに集まっている。
毎週木曜日午後、60~80代までの愛好者15人で作るスマイルクラブ(瀬戸前代表)のメンバーが集まり、練習会などして楽しんでおり、クラブ最高齢でボウリング歴40年以上になる斉藤貢さん(88)は「ブームの時は本当に夢中になった。当時ほど点数は出ないが、皆と会話し体を動かすことで健康にも良いので毎週通っています」と話していた。
1次ブームの時には市内6カ所あったボウリング場は人気低迷の時代とともに全て閉店したが、第2次ブームが到来した平成元年にオープンした朝日ボウルの川口春生支配人(63)は「子供と親、おじいちゃん、おばあちゃんの家族皆で幅広い年齢が楽しめるスポーツがボウリングです」と、その魅力を語っていた。