優雅に冬の使者 声問大沼に先発隊の8羽飛来
声問の大沼にシベリアなどからの冬の使者ハクチョウが飛来。今秋は過去5年間で最も遅い先発隊の到着となった。
昨秋より1日遅い3日午前、バードハウス近くの水辺に第一陣のコハクチョウ8羽が確認され、マガモやシノリガモなどカモ類も100羽近くまで増えている。
飛来して間もないため警戒し大半は岸から離れた所で羽を休めているが「群れの飛来が増えると警戒心も薄れ、ハウス近くに集まり、間近で観察できるようになる」と常勤ガイドの遠島幸吉さん。
今月下旬~11月上旬にかけてのピーク時は3000羽以上になるという。
鳥インフルエンザ対策として、ハクチョウなど野鳥観察に訪れた際は、出入り時に靴底の消毒と手のアルコール消毒を徹底するよう呼びかけている。