講師にマサイ族招く 南中で生徒対象に講演会開く

 南中で28日、ケニアで暮らすマサイ族の青年リーダーのジャクソン・オレナレイヨ・セイヨさんを招いた講演会を開いた。全校生徒227人は日本から1万㌔離れた異文化を学んだ。
 市教委の夢がある学校づくり推進事業を活用し外部講師を招いた講演会を開いており、今年は〝自分の可能性を広げる夢授業〟としてジャクソンさんほか、ケニア在住で現地ガイド、撮影コーディネーターを務めるジャクソンさんの第2夫人の永松真紀さん、ケニア在住で貧困児童の支援活動を行う早川千晶さんを講師に招き、マサイ族の生活や大自然豊かなケニアの大地をスライドで紹介した。
 マサイ族は人生を4世代(子供、青年、大人、長老)に分けて生活しているので皆自分の年齢は知らないとし、子供たちの将来を考え地域で協力して学校に通わしていることなどを話したジャクソンさんは「マサイは目上の人を尊敬する気持ちを大切にしている。その気持ちを忘れないでほしい」と生徒たちに話していた。

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