稚内港8月貿易また風車関連輸入あり3カ月連続し8億円超

 稚内税関支署は、8月の稚内港貿易概況をまとめた。風車関連部品の輸入により平成18年以来、3カ月連続し8億円を超えた。
 輸出は1200万円(昨年同月対比2・3倍)輸入8億1900万円(同20・1倍)の8億3100万円。輸出、輸入ともに4カ月連続し増加した。
 輸入は増幌地区などで建設が進んでいる風車の発電・蓄電器などの8億1452万円(全増)。残りは冷凍魚402万円(全増)。活カニは4月以来3カ月ぶりに、活ウニはロシアが8、9月と禁漁のためともに皆無だった。輸出は建築資材などその他537万円(同21・1%増)、タラやナマコなど411万円(同4・8倍)。
 外国船の入港は昨年より2隻増の15隻。
 8月末の今年累計は風車関連が6~8月の3カ月で25億円余りに上り、輸入は31億7707万円(昨年同期対比4・4倍)、輸出2億3519万円(同51・6%減)の34億1226万円(同2・8倍)。

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