潮見小で防災教室 建設コンサル協会道支部が出前授業
建設コンサルタンツ協会北海道支部(札幌)による防災出前授業が26日、潮見が丘小で行われ、児童たちが防災への知識を深めた。
同協会は平成23年に東日本大震災が発生したことを受け、翌年の平成24年にボードゲームを通して自然災害時の身の守り方など学べる防災教育補助教材「防災勇者」を製作。教材を全道の小学校などに寄贈すると共に出前授業を行っている。
潮見が丘小の4~6年生児童233人を対象にした授業では、協会員から教材の使い方の説明があったあと、児童たちはグループに分かれ、津波発生時の避難方法などゲーム=写真=をしながら学んでいた。
6年生の大越綾泰君は「災害があった時の対策をいろいろ学ぶことができよかった」と話し、同協会の岩崎弘典委員長は「活動を通して次世代の防災意識を共有し、身の守り方を覚えてもらいたい」と話していた。