学生名人に2人合格 毛筆で伊川さん、硬筆で中舘さん

 福原北雲書道会(富岡5)に通う潮見が丘中3年生の伊川真季さんが、日本書道評論者出版の「書の研究」で中学生では最高位の毛筆学生名人と硬筆準学生名人、同3年生の中館菜月さんは硬筆学生名人、同2年生の細谷桃花さんは毛筆と硬筆ともに準学生名人に合格した。
 学生名人毛筆の部で合格した伊川さんの課題字句は「受信」。字のバランスを整えるのが難しく、6月から出品までの2カ月で20枚ほど練習で書いた伊川さんは「目指してきた学生名人に合格し嬉しい。残る硬筆でも最高位を目指したい」、硬筆学生名人の中館さんの課題字句は「有名な芸術家の銅像が建っている」。練習を重ねる度に上達を実感できたという中館さんは「中学生最高位の学生名人に合格し、達成感があります」と夫々感想を述べていた。
 毛筆、硬筆ともに準学生名人だった2年生の細谷さんは「学生名人を目指したい」と更なる高みに向け意欲を燃やしていた。
 指導者の福原北雲(本名博彦)師範は「3人に共通しているのは休まず真面目に練習に取り組んできたことで、これからの活躍に期待したい」と称えていた。

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