時の話題 「老人週間」
15日「老人の日」、18日「敬老の日」。そして老人週間が15日~21日まである。
以前は「敬老の日」は9月15日に固定化されていた。例によってハッピーマンデーなる官僚の策略によって今年は18日の月曜日となり16日㈯から公務員は3連休となった。
過去に固定化されていた15日を「老人の日」に置き換えることでそれまで祝日の「敬老の日」にとりあえず敬意を払ったようだが、「老人の日」とは。ふざけるのもいい加減にしてもらいたい。
老人は、年とった人年寄りという意味だが、その言葉の放つ印象は良いものでなく、せめて柔らかく「お年寄りの日」ぐらいにすればよいものを。「老人の日」とは何か邪魔者扱いにしているような気がする。
国政を司る官僚、そして国会議員の皆さんにお願いする。来年からは「敬老の日」の名称を変えるべきだ。
人は人生50年といわれた織田信長の時代と比べると長生きするようになった。葬儀告知など見ていると泉下に入る人の年齢は80代半ばが多くなり、今年2月亡くなった筆者の母は実際85歳であった。
とはいえど80代半ば以前に亡くなる人、それ以上に長生きする人はおり、100歳以上の人も宗谷管内に29人(稚内14人)いる。
長寿は称えられるものであり「老人の日」というのは語感からしてお年寄りを邪険にしているよう。長生きは目出度いことであり、皆んで敬わなければ。
何年か前にシルバーウィークと称する休日続きの年があった。休みボケするので週5日の勤務は全うするべきでないのかな。