稚内市内は大きな被害なく 台風18号 きょうは一過の秋晴れ

 18日未明に北海道に上陸した台風18号によって宗谷管内は暴風雨に見舞われ、稚内各所で建物損害などの被害が相次いだものの、午後6時頃に通過し19日午前9時にはサハリン沖で温帯低気圧に変わった。稚内地方気象台は引き続き、19日夕方まで強風などの注意を呼びかけている。
 気象台によると、18日午前6時~19日午後3時までの雨量は、利尻町本泊114㍉、宗谷岬84㍉、開運48㍉など。18日の最大瞬間風速は宗谷岬34・7㍍、浜鬼志別32・2㍍、声問31・4㍍、開運27・6㍍などで、管内8カ所の観測所で9月としては観測史上最大風速を記録した。
 北電稚内営業所によると、18日午後0時57分~午後3時49分まで開運や曲渕、豊富町の1部の約540戸で停電が発生した。
 交通機関も乱れ、18日は飛行機、フェリーは全便欠航し、JRは午後0時40分着の特急宗谷以外の列車全てが運休した。
 札幌への都市間バスは往復12便全便運行した。

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