大半4等と加工用 稚内漁協第1回昆布入札会

 稚内漁協の今年1回目のコンブ入札会が13日、道漁連札元で開かれ、昨年1回目の792駄を上回る約2500駄・個の価格が決まった。
 上場の殆んどは4等検と加工用で、1、2等検は皆無に等しかった。
 いずれの等検でも1駄(15㌔)当たりの平均単価は昨年を上回り、上場の殆んどを占めた4等検は昨年を1万5000円以上も上回ったほか、1等検は10%弱上がり9万1335円の高値に。
 木村専務理事は、昨年1回目より高値となったが、今後の状況を見るまで油断できないとしている。
 今年のコンブ漁は7月8日に解禁するも、悪天候続きで旗なし自由操業の同20日まで採取できず、それに伴い第1回目の入札会も1カ月ほど遅れた。
 稚内と声問の入札結果。1駄平均。
 〈稚内〉▽成昆布1等 9万1335円▽同2等 7万5000円▽同3等① 5万5680円▽同② 5万1720円▽同4等 4万9946円▽加工用1等 3万3188円▽同2等 2万8200円。
 〈声問〉▽成昆布1等 8万7000円▽同2等 7万5000円▽同3等① 5万5335円▽同② 5万1045円▽同4等 4万9245円▽加工用1等 3万2823円▽同2等 2万8200円。

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