来年度完成めざし 環状線改良工事第1工区 将来的には大橋拡幅も
中田・大信JVが施工している緑・富岡環状通り街路整備(道路改良)工事現場(栄1)に迂回路が設けられた。来年度施工する改良工事のためだ。
改良工事が進んでいる環状線では来年度以降、稚内禎心会病院付近~稚内大橋間で道路の勾配を緩和させる工事を施工するため本線を通行止めにする。
この勾配緩和工事に伴い交通に支障がないよう中田・大信JVが今年7月中旬から栄ニュータウン沿いに全長270㍍、幅員13・5㍍の迂回路を造り砂利が敷設された。
現場代理人によると来年度初めに迂回路を簡易舗装し青葉通りまでの本線改良工事に着手。年度中には完工し平成31年度以降は5~7年間の工期で国道40号から先の萩見、富岡の改良工事に着工する予定。
市の阿部真司土木課長によると萩見、富岡の第2工区を完了した以降には稚内大橋の拡幅工事も計画している。その大橋を含めて総工費で30億円以上見込んでいる。