数量減も単価高く 秋サケ定置網 オ海陸網初水揚げ状況

 宗谷海調委は、オホーツク西部の秋サケ定置陸網の初水揚げ状況をまとめた。
 36カ統のうち猿払漁協を除き敷設した16カ統の総水揚げ量は9224匹(昨年初水揚げ4万7689匹)3627万円(同8668万円)。シケなどで半数近くしか網入れできず数量80・7%、金額は58・2%下回った。
 一尾単価は3933円と、昨年初水揚げの2倍以上となり、ここ10年間では最も高い価格となった。
 岡村淳一事務局長は「サケの単価はこの10年間右肩上がりに高値になっており、これからの漁が期待される」と話していた。
 その後、敷設された猿払含む初水揚げ量次の通り。
 ▽宗谷 2165匹(昨年対比8・2%減)▽頓別 2243匹(同68・4%減)▽枝幸 4816匹(同85・1%減)▽猿払 1082匹(同61・9%減)。

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