市内各所に土のう 稚内市が保管ステーション設置

 市は大雨災害対策として、先月までに市民が利用できる土のうステーションを市内の公共施設などに設置している。
 昨年9月の大雨災害を受け市は、技術職員を中心に大雨対策検討会議を開き、対策の一つとして協議してきた。
 土のうステーションは縦1㍍、横1・2㍍幅80㌢の金属製折りたたみ式で市役所、青少年会館、市立図書館、東・南活動拠点センターの5カ所に設置。概ね70袋余りの土のうが収納されいつでも利用できる。
 このほか市役所車庫と旧商工高実習棟の2カ所に200袋の土のうを保管しており、業者や市民が必要に応じて利用できるようすると共に、エビス一の沢川周辺(恵比須1)、チララウスナイ川周辺(港五会館)、クサンル川周辺(大黒二町内会館)、各消防団詰所(第1~14)などの20カ所にシート掛けで約70袋の土のうを置いてある。
 市総務防災課では「大雨災害の被害を少しでも減らすため災害時に有効利用してほしい」としている。

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