太陽光、冷熱貯蔵庫視察 18年ぶり開催のライラセミナー
稚内ロータリークラブ主催の環境をテーマにした第37回ライラセミナーが2、3の両日サンホテルなどで開かれ、参加者が地球環境などについて考えた。
稚内では18年ぶりに開かれたライラセミナーには帯広、網走、旭川など36地区から18~30歳までの青年クラブのロータアクトはじめRC会員150人余りが参加。初日午後は開講式のあと、稚内メガソーラーなどを視察し、第52次日本南極観測隊員で稚内市職員の市川正和氏の「私の見た南極~みんなに出来ること」と題した講演を聞いた。
声問にある自然冷熱利用貯蔵庫の視察=写真=では稚内特産のジャガイモ「勇知いも」を低温貯蔵庫で冬季間保管することによって糖度がメロン並みの15度前後となり美味しくなる―との菊池山本建設社長から説明を受けた参加者は、自然エネルギーを利用した貯蔵技術などに関心を寄せていた。