JR宗谷線維持など 商工会議所が稚内市に47項目要望

 稚内商工会議所の稚内市への要望会が31日午後、市役所で行われ、JR宗谷線の路線維持や大型客船対応係留施設の整備など47項目を要望した。
 中田稚商会頭から「商工会議所と稚内市が連携を強化しスピード感もって実現に向けて取り組んでいきたい」と要望書を受け取った工藤市長は「行政、経済界と力を合わせてこの街の課題解決に向けて一緒に取組んでいきたい」などと答えた。
 このあと、小林俊夫政策運営委員長から①国道40号(名寄~稚内)の自動車専用道路と北海道縦貫自動車道の整備促進、国道238号の安全安心な交通機能の整備②稚内空港の民間委託に向けた整備促進③JR宗谷線(名寄~稚内間)の路線維持。菅原耕産業振興委員長から④中小企業振興条例に基づく多種支援制度について⑤国道、道道、市道の交通機能の整備⑥再生可能エネルギーの利活用に向けた環境整備。藤田幸洋地域交流委員長から⑦日本のてっぺん。きた北海道ルート。広域観光周遊ルートの活用⑧大型客船対応係留施設の整備に伴うクルーズ船誘致の促進⑨稚内市庁舎の防災拠点及び交流拠点の機能を持つ庁舎の早期建設―の抜粋した9項目について説明があつたあと意見交換していた。

コメントを残す