サハプロ船が入渠 乾ドック 今年初めてブッセ号
サハリンプロジェクトのLNG(液化天然ガス)基地があるプリゴロドノエで活躍するタグボート「スピッツア・ブッセ号」(680㌧)が稚内港湾施設間ドックに入渠した。
サハプロ船入渠は今年初めて。
定期検査のため平成27年8月以来2年ぶりに稚内に入ったブッセ号は29日乾ドック入りした。船体整備し9月末の出渠を予定している。
世界的な船舶会社のスピッツア社はブッセ号ほか、アニワ号、コルサコフ号、サハリン号など所有。これまで定期的に稚内港湾施設で整備しており、10月にもコルサコフ号が定期検査で入渠する予定になっている。
上架場には沖底船の第八龍寶丸=枝幸漁協=の整備・点検が行われており、年代啓二取締役工務部長は「9月には羽幌の客船も定期検査で入り、乾ドック上架場とも忙しくなってきました」と話していた。