220人集まり功績称える 仲村房次郎氏感謝と激励の会

 稚内東部㈱社長などとして稚内の水産加工業に40年間に亘って寄与してきた仲村房次郎氏(79)の感謝と激励の会が26日夜、ANAクラウンプラザホテル稚内に220人ほど参会し開かれた。仲村さんは稚内を9月末で離れるものの、別荘がある声問に住民票を置き終生稚内市民であり続けるとした。
 中国人研修生2人と共に会場に現れた仲村さんに発起人代表の横田前市長が労いの挨拶をしたあと、工藤市長、続いて元ニチロ漁業稚内工場長を務め、その後万年赤字の石巻工場を仲村さんの協力もあって立て直したという小山光さん=埼玉在住=が当時のエピソードを混え激励の言葉を述べ、刀根なかせき商事会長の音頭で祝杯を上げ祝宴に入った。
 花束、記念品を贈られた仲村さんは、元稚内市長の故浜森辰雄氏の言葉「私は井戸を掘った人を忘れない」を紹介し「無駄無サケ一筋ともいえる人生を休みなく歩んできた」などと話すと参会者から万雷の拍手が送られていた。結びの挨拶は稚内東部を引き継いだ巽昭氏が行い三本締めで終えた。

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